2026年のさくらんぼシーズンは終了しました。

機能制限中(安全対策)

山形県天童市・標高300mの高台から 花輪さくらんぼ園

2026年、さくらんぼの樹の下で ― シーズンを終えて

5月から7月。今年もたくさんの人がこの畑に来てくれた。
思い返せば、本当に長いシーズンでした(笑)

そして、本当によく実ったシーズンでもありました。

毎日のように通ってくれた人。今年はじめて樹の下に立った人。

小さな子の手を引いた家族、笑い合う友達同士、ひとりで一粒ずつ味わっていた人。

顔も、来た理由もみんな違います。

それでも、真っ赤な実を見上げるときは、誰もが少し子どもに戻る。

今年もそれを見られたのが、まず書いておきたいことです。

2024年は県内が熱波にのまれ、2025年は記録的な凶作でした。

業界全体が実りに苦しんだ二年で、この畑も楽ではありませんでした。

それでも狩りも出荷も一日も途切れさせず、標高300mの畑が静かに役目を果たしてくれました。

そして今年、花輪さくらんぼ園はよく実りました。

樹と土には頭が下がります。

一粒が実るのは当たり前のことではない。

この二年で、あらためてそれを教わりました。

さくらんぼの思い出は短い。

だからこそ、来てくれたひとりひとりに「ありがとう」を伝えたいです。

この畑で過ごした時間を持って帰ってもらえたら、それで今年のシーズンは十分です。

「来年は」という声がとてもありがたい。
何かがまた、この樹の下から生まれる予感がする~
約束はできないけれど、その予感だけは大切にしまっておこうかなって。

2027年。またさくらんぼの樹の下で。
ありがとう。