2016年4月29日 天候 曇り後雨
(調査詳細資料は最後のリンクよりダウンロードできます)
古の道の姿を求めて奥羽山麓へ入る。
出羽国と陸奥国の間には、古くから尾根越えの道があった。
山寺村から奥新川峠を越え、新川村へと抜けるルートであるが
そこは、間道(抜道)として通行を禁じられていた抜け道であった。
その道を、山寺村千手院の「後藤長左エ門」が私財を投じて荷駄が通れるように拡張し
明治12年に「駒新道」と言われ開通している。
しかし、明治15年に関山トンネルが開通した後は一気に衰退しまい
いつの間にか役目を終えてしまう。
開通から137年が経った今、
この「駒新道」の存在を知るものはいない。
今回は全長20kmの内、山形県側の天童高原から宮城県側の面白山林道までの
県境部の調査となる。
天童高原 4:48(689m)→長左エ門平 7:08(911m)→奥新川峠 8:08(948m)→
面白山林道分岐 14:05(766m)→奥新川駅 17:00(375m)
コース距離 16.67km
ピーク 1,025m
高低差 天童高原からピークまで +336m
ピークから面白山林道分岐まで -259m
ピークから奥新川駅まで -650m
所要時間 12時間(山菜を採りながら)
調査詳細資料は、下記リンクよりダウンロードしてください。
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